No.1426 くじら軒@センター北
2011-12-01



らーめん くじら軒 横浜
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ブログをはじめる前に、1度来たかな。

一人できたのか、誰と来たのか。
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果たして定かではないし、それを確かめる術もない。

たかだか10年来の記憶は、いとも簡単に
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無かったかのようにしてしまえるなんて。

いっそのこと、行った事さえも覚えてなければ良かったのに。
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そのことだけは覚えていて。

こうして、切り取っては撮り。
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撮っては忘れ去ってゆく行為は、食べる事に似て他ならないのであり。
確かに過ぎてゆく時間だけは、裏切らないと信じていながらも
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そこにいる自分が、既に時を重ねてきた事を知る。

そうして、またしても同じボタンを押している事なんて気がつくはずもなく
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ましてや、メニュー構成など覚えている訳も無く

狩猟本能的な部分がありながらも、
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男の方が、執着心や過去を捨てきれないのは何故か?
という自己矛盾に立ち向かっていく中で。

支那そば
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立ち昇る香りに、海馬の奥からシナプスが隆起する。

母性本能的な部分で、
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女は男を受け入れているのだと知った時。
それが愛情でなく、同情だと

揚げネギに、私が10年来の記憶を
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デジャヴするしかなかった。
宿命的に。

簡単に言えば、この啜り心地のいい麺は

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